子供にバレエを習わせるメリットをご紹介!


こんにちは!
バレエ歴25年、自宅でバレエ教室をひらいている1歳児ママの「りな」です!
子供の習い事として、バレエを習わせてみたいと思ったことはありませんか?
子供にバレエを習わせると、メリットがたくさんあります。
今回は、5歳からバレエをはじめバレエ歴25年、自宅でバレエ教室をひらいている私が、
子供にバレエを習わせることのメリットをご紹介します。
逆に、バレエを習うことのデメリットや、勘違いされがちなことも合わせて紹介。
子供にバレエを習わせたいとお考えの方は、ぜひ最後までご覧ください。
こんな方におすすめ
- 子供にバレエを習わせてみたい
- 子供のはじめての習い事を迷っている
- バレエを習うことのメリットやデメリットが知りたい
- 子供にダンスやスポーツを習わせたい
- 身体に良いことを習い事にさせたい
子供にバレエを習わせるメリット
姿勢が良くなる - 子供にバレエを習わせるメリット

子供にバレエを習わせたいと思う理由の一つに、
「姿勢がよくなるから」というのがあります。
姿勢がいい人は、パット見て「バレエを習っている!」と分かる方も多いですね。
バレエは、頭のつむじからお尻にかけてまっすぐな軸を作ることが大切です。
それが身につくことで、普段の生活から綺麗な姿勢を保つことができるようになります。
身体が柔らかくなる - 子供にバレエを習わせるメリット

子供にバレエを習わせる、2つ目の大きなメリットが
「身体が柔らかくなる」ということでしょう。
バレエを踊るとき、足を高くあげるなどパフォーマンスには
身体の柔軟性が必要になってきます。
そのため、ほとんどのバレエ教室でストレッチの指導も行っています。
子供のうちから身体が柔らかくなれば、大きくなって怪我のリスクも軽減しますし
バレエ以外のダンスやスポーツでもメリットになるでしょう。
体幹が鍛えられる - 子供にバレエを習わせるメリット

美しい姿勢を保つために必要な「体幹」。
インナーマッスルとも呼ばれる筋肉は、近年注目されており
「体幹トレーニング」といった言葉もよく耳にしますね。
バレエを踊るには、この「インナーマッスル」が大変重要です!
足を高く上げる、片足軸で回転するなど
バランス感覚が必要なバレエでは、しっかりと体幹が鍛えられていきます。
こちらも柔軟性同様、他のダンスやスポーツでも役立つメリットです。
リズム感が良くなる - 子供にバレエを習わせるメリット

バレエのレッスンは、音楽に合わせて踊ります。
スローテンポなものからアップテンポなものまで…。
また、4拍子や3拍子など色々なリズムに対応します。
バレエといえばクラシック音楽なので、音楽の授業で耳にするクラシックなどは
一通りバレエのレッスンで慣れ親しむこともできます。
音楽によっては、4拍子から3拍子へ変化し4拍子へ戻る…
など、変調する中で踊ることもあり、拍子を数えることも身につきます。
礼儀などのマナーを学べる - 子供にバレエを習わせるメリット

バレエは礼儀が大切な習い事です。
レッスン前の挨拶や、準備を率先して行うなどの基本的なマナーが身につく。
また、発表会などの大きな舞台では、大人のスタッフに対して礼儀を持つことも。
レッスン中は、踊る時にお互い場所を譲り合うなど、周りに配慮する力も付きます。
ちなみにバレエの挨拶は、昼でも夜でも「おはようございます。」に始まります。
また、バレエを習わせてくれる・発表会に出させてくれる親御さんへの感謝の気持ちも育まれることでしょう。
人前に立つことに慣れる - 子供にバレエを習わせるメリット

多くのバレエ教室では、半年~2年に一度くらいのペースで発表会なが行われます。
その規模は教室によって様々ですが、人前に立つという経験ができます。
子供にバレエを習わせるメリットとして、舞台慣れ・人前に立つことに慣れる。
もちろんお子さんの性格によるところもありますが、この経験も大きなメリットとなるでしょう。

幼稚園のお遊戯会や、小学校の文化祭などいい立ち位置をもらえることも!
集中力がつく - 子供にバレエを習わせるメリット
バレエのレッスンは45分~120分程度の教室が多いです。
小さな子供のクラスはレッスン時間も短いですが、45分といえば小学校の授業と同じ長さですね。
与えられた振り付けを覚え、真似し、音楽に合わせて踊る。
45分間のレッスンをしっかりこなすには、集中力が必要です。
初めは慣れない環境で、パパやママの元に戻ってしまったり、なかなか集中できない子も。
でもお子さんがバレエ好きならば、どんどんレッスンに集中できるようになるでしょう。
可愛い衣装やメイクが体験できる - 子供にバレエを習わせるメリット

発表会では、子供もバレエのメイクをします。
バレエを習っていなければ、なかなか経験できないことですね。
また、可愛い衣装を着ることもできるため、親御さんにとっても嬉しいメリットです!
子供にバレエを習わせたい人が、勘違いしがちなメリット
姿勢が良くなる - 勘違いしがちなメリット
子供にバレエを習わせるメリットとして上げられます。
しかし、バレエを始めればすぐに姿勢が良くなるわけではありません。
やはり普段から本人の意識や、姿勢をキープするための筋力が必要になります。

私自身、5歳からバレエを習っていましたが、
綺麗な姿勢はなかなか身につきませんでした(涙)
というのも、綺麗な姿勢の作り方が分からなかったためです。
12歳頃になってようやく普段から姿勢を意識するようになり、よく人から褒められるようになりました。
ただし一度身についた姿勢は、大人になってからも継続できます。
はじめは大変ですが、やはり大きなメリットになるでしょう。
身体が柔らかくなる - 勘違いしがちなメリット

子供にバレエを習わせるメリットとして、身体の柔軟性がつく。
こちらもやはり、本人の努力が必要な部分もあります。
小さな子供は身体が柔らかい子が多いです。
その時期からバレエを習っておけば身体の柔らかさをキープできます。
しかし元々身体の硬い子供は、普段からストレッチをする習慣が必要です。
また、元々身体が柔らかい子供でもストレッチの習慣がなければ、段々と硬くなることも。

私もしばらく身体の硬さで悩んでいました。
私自身は小さな頃、身体が柔らかかったらしいのですがあまり記憶になく…。
記憶にある時期は、身体が硬くストレッチが苦手でした。
苦手なため、余計に普段からストレッチをしない日々でした。
ところが姿勢がよくなった12歳頃、ストレッチにもやる気を出して毎日続けました。
するとたった1ヶ月で、開脚もぺったりつくなど身体が柔らかくなりました!
そうなるとストレッチするのが楽しくなり、日々続けられるようになったのです。
バレエを習うことで、正しいストレッチのやり方を覚えることができます。
また、周りの子と競争するなど目標を持つことで、ストレッチの習慣がつくのはメリットといえるでしょう!
子供にバレエを習わせるデメリット
ストリートダンスとの相性が悪い - 子供にバレエを習わせるデメリット

ヒップホップやR&Bなどのストリートダンスとの相性が悪いです。
バレエは身体の軸をブレさせないことが基本となります。
特に上半身のスクエアを動かさないことが重要です。
逆にヒップホップなどのストリートダンスは、上半身や腰回りを柔らかく使う必要があります。
ヒップホップのレッスンも少し通っていたのですが、
「姿勢が良すぎて格好悪い!」
という状態でした(涙)
初めて習う先生にも、すぐに「バレエ習ってる?」と見抜かれてしまいます。
しかし俳優の森山未來さんなど、クラシックバレエもヒップホップもできるダンサーも多くいます!
どちらも踊りこなせるようになる事もありますので、本人がどうなりたいか考えることが重要です。
足が太くなる - 子供にバレエを習わせるデメリット

バレエを習うと足が太くなる。
これは少し間違った言い方です。
本来バレエはインナーマッスルと言われる、コアな筋肉を使います。
そのため筋肉がついて足が太くなるというのは間違いです。
しかし慣れないうちはどうしても力が入ってしまったり、正しく身体を使うのは難しい。
そのため筋肉がついて、足が太くなってしまうこともあります。
外反母趾になる - 子供にバレエを習わせるデメリット

バレエを習って年数が経つと、女の子はトゥシューズを履くようになります。
爪先部分が硬くなっており、指を曲げずに先だけで立てるものです。
トゥシューズは身体の重みがつま先に集中するため、外反母趾になってしまう事もあります。
正しく身体を使え、足の裏などの筋肉がしっかり鍛えられていれば大丈夫ですが、
トゥシューズを履くことで外反母趾になってしまう可能性があることは理解しておく必要があります。
ちなみに私は、生まれつきひどい扁平足で両親とも外反母趾!
バレエをやる・やらないに関係なく外反母趾の申し子でした(笑)
トゥシューズを履いて、外反母趾が悪化してしまった部分もあります。
骨格は変わらない - 子供にバレエを習わせるデメリット
子供にバレエを習わせたい親御さんで、時々「O脚をなおしたい」というような、骨格に関するお悩みをお持ちの方がいます。
しかし残念ながら、バレエを習ったとしても骨格自体を変えるのは難しいです。
まだ骨の柔らかい小さな子供なら、成長に合わせて改善する可能性も見込めるかもしれませんが…。
バレエをやっても骨格は変わらないのね…
でも、バレエを習っていると内転筋という太ももの内側の筋肉が発達します。
そのためO脚でも見た目には分かりづらくなるなど、身体の使い方次第で綺麗な骨格を手に入れることができますよ!
反り腰やストレートネックになる - 子供にバレエを習わせるデメリット

子供がバレエを習っていると、姿勢を良くしようと意識するために起こること。
反り腰になってしまったり、頸椎のカーブが緩くストレートネックぎみになる可能性があります。
筋力をしっかり鍛えていかなければ、無理に姿勢を良くしようとする弊害もあります。
お金がかかる - 子供にバレエを習わせるデメリット

子供にバレエを習わせたいけど、お金がすごくかかりそう。
子供にバレエを習わせたいとお思いの親御さん、デメリットとして一番気がかりなのが「お金」ではありませんか?
バレエは発表会にお金がかかるというのは事実です。
教室によって、レッスン費用や発表会にかかる費用など様々ですが、大まかにかかる費用は以下の通り。
発表会の規模によって参加費などが変わってきますので、
子供にバレエを習わせたいとお考えでしたら、発表会の有無や規模、必要費用の確認が必須です!
まとめ

バレエ歴25年、自宅でバレエ教室をひらいている私が、子供にバレエを習わせるメリット・デメリットをご紹介しました。
子供にバレエを習わせるメリット
・いい姿勢に必要な筋力が身につく
・体が柔らかくなる、ストレッチの習慣がつく
・他の分野のダンスやスポーツにも役立つ
・音楽にも触れ合える
・集中力や礼儀が身につく
子供にバレエを習わせるデメリット
・本人の意識、努力が必要
・身体の使い方を間違えると不調も起こる
・ストリートダンスには不向き
・発表会には多くの費用がかかることがある
デメリットもありますが、正しく楽しくできればバレエはメリットがたくさん!
子供の習い事を考えるなら、バレエを習わせるのはオススメです。