仕事

【経験談】深夜のコンビニバイトは楽なのか?仕事内容とメリット・デメリット

お客さんが少なくて、時給は高い!

廃棄の商品ももらえるコンビニの深夜バイトって楽だし稼げそう。

深夜のコンビニでバイトしてみたいけれど、実際のお仕事内容は?

女性でも深夜のコンビニでバイトできるの?防犯面は大丈夫?

そんなふうにお考えの方はいませんか?

 

この記事では、実際に深夜のコンビニでアルバイトをしていた私が

コンビニの深夜帯アルバイトの仕事内容

コンビニで深夜バイトすることのメリットやデメリット

深夜のコンビニの様子

などをお伝えしていきたいと思います。

 

私が働いていたコンビニの条件

  • 駅から徒歩3分のベッドタウン
  • 深夜でも2~3人体制
  • フランチャイズのL店

 

 

はじめに

深夜のコンビニ

女性でも深夜のコンビニで働ける?

 

わたしは女性ですが
深夜でも雇ってくれるコンビニはありました!

ただし私の勤務していたコンビニは、

深夜帯でも最低2人体制

作業の多い曜日はアルバイト3人体制でした。

私以外の深夜バイトは皆男性だったので、

女性の私一人になることはなし。

お店の規模によって、

深夜のバイトは一人体制ということもあるので

事前に確認が必要です!

 

 

勤務時間と深夜・早朝手当

私の場合、21:45〜6:00の勤務時間でした。

深夜・早朝手当が出るのが22:00〜5:00

そのため1時間15分は通常の時給。

また、8時間勤務なので1時間休憩が入ります。

 

フランチャイズのコンビニバイト

コンビニには、直営店とフランチャイズ店があります。

それぞれバイトをするにあたって

ルールが大きく変わってきます。

後ほど詳しくご紹介していきますが、

私が働いていたコンビニはフランチャイズ店でした。

 

 

 

 

コンビニ深夜バイトの作業

それでは、ここからは深夜のコンビニバイトで

私が実際に行っていた仕事内容です。

おおまかな流れでご紹介していきます。

コンビニ店内

 

 

1.接客(レジ)

まず21:45に出勤します。

仕事から帰宅する人が多く利用する駅の近くのコンビニは

終電の時間までは、電車の到着に合わせてお客様が多くきます。

そのため出勤後1〜2時間はレジ打ちや

ホットスナック(揚げ物)の管理がメインの仕事になります。

 

 

2.廃棄商品のチェック

コンビニのサラダ

コンビニのお弁当やおにぎり、サンドイッチなどは

廃棄時間が細かく設定されています。

廃棄の時間を過ぎるとレジに通せなくなる(販売できなくなる)ため、

時間をチェックしながら、廃棄の商品を取り分けます。

 

 

3.品出し

コンビニの冷蔵商品

紙パックのドリンク、おにぎり、お弁当など

冷蔵商品の品出しです。

担当のドライバーさんが、時間ごとに商品を届けてくれるので、

レジの接客の合間に陳列していきます。

 

 

4.清掃

終電近くになると、ホットスナック(揚げ物)や

おでんの入った什器の清掃をします。

夏は揚げ物だけですが、

冬になるとおでんや肉まんなど種類が増えるので

ちょっと大変です。

 

 

5.雑誌類の返品・陳列

コンビニ雑誌

雑誌や漫画類も、担当ドライバーさんが届けてくれます。

古い雑誌は返品するため戻し、

スペースをあけながら新しい本を陳列していきます。

女性誌など、付録が別でついてきたものは

輪ゴムやビニール紐などで固定したり

漫画雑誌の立ち読み防止のために、

紐で結んだりする作業もありました。

この作業、終電後の深夜帯1:00頃にやっていたのですが、

立ち読みをしてなかなか帰らない人がいたりして、

ちょっと邪魔なときもあります(笑)

 

 

 

 

6.廃棄商品、雑誌の返品登録

終電がなくなり、お客さんの波が引いた頃、

一度バックヤードに戻ります。

実質、この時間が休憩時間となっていました。

基本的には1人ずつ休憩を取り、

1人は店先にいることになっているのですが

私が働いていたコンビニでは、防犯カメラをチェックしながら

全員でバックヤードに座っていました。

この時間に、先程廃棄処分となる食品や、

返品する雑誌類の登録をします。

 

 

7.清掃

コンビニ店内やトイレの掃除も、深夜バイトのお仕事です。

お客さんの少ない深夜帯には、モップがけをしたり

「ポリッシャー」という床を磨く機械を使っての掃除をします。

週に1・2回、揚げ物の油交換の作業もありました。

こちらは曜日で決まっていることが多いかと思います。

 

 

8.ペットボトル類の品出し

ペットボトルやお酒などが入っている冷蔵庫の補充も、

深夜コンビニバイトの大きなお仕事の一つです。

冷蔵庫の裏側に入り、

ペットボトルや缶ドリンクなどを陳列していきます。

余ったドリンクの箱は高いところに積み上げたりと

重労働があるため、なかなか体力が必要です。

 

また冷蔵庫内での作業なので、

防寒具が用意されていましたが、寒さもあります。

冬場は寒さが大変

夏場はドリンクの減りが多いので大変です。

 

しかし冷蔵庫内に一人で籠もって黙々と作業するので、

そういう仕事が好きな人には向いている仕事だと思います。

 

 

9.お菓子や雑貨類、栄養ドリンクの品出し

コンビニのお菓子

倉庫に保管されている

  • お菓子
  • 文房具栄養ドリンク

などの商品補充をします。

また、曜日によってはお菓子の新商品が届くこともあり、

新しいPOP(値札)をつけて陳列したりもします。

私が働いていたのは月曜日で、

ちょうどお菓子などの新商品が届く日でした。

いち早く新商品をチェックできるのは、

コンビニバイトの一つの楽しみでした。

 

 

 

10.パン・アイスの品出し

コンビニのパン

ドライバーさんが届けてくれる、パン類の品出しもあります。

こちらも新商品がチェックできるので、

コンビニ商品好きには楽しみでしょう。

また、夏場は特にアイスの補充も大切な仕事!

新商品が届くこともあれば、

アイスケースの奥にストックされているものを補充したりします。

 

担当エリアによって、届く時間帯は変わると思いますが

私が働いていたコンビニでは、

  • おにぎり・お弁当類
  • 紙パックのジュース
  • パン
  • アイス・冷凍の揚げ物や肉まん類
  • 雑誌・新聞

といった感じで、ドライバーさんが届けてくれていました。

深夜の時間帯でも、色んな方の働きによって

24時間コンビニが成り立っているんだなあと思いますね。

 

 

11.ホットスナックや肉まんなどの準備

朝の5時頃になると、

だんだんお客さんが訪れるようになってきます。

7時頃のゴールデンタイムに間に合うように、

揚げ物や肉まんなどの準備も始めます。

油交換して揚げたてのスナックはめちゃうま!朝の揚げたておすすめです!

 

 

 

12.店外ゴミ捨て場の掃除

最近はゴミ箱を設置していないコンビニも多くありますが、

店外にゴミ箱があれば、交換や掃除などもします。

早めにチェックしておかないと、ゴミが溢れ出していることも多々あったり

ペットボトルなどしっかり分別されていないこともあります。

ゴミ箱裏の掃除をしたときは、

虫の死骸などもあったりして苦手な方は要注意です(涙)

 

 

13.新聞、タバコの品出し

朝のコンビニは特に、新聞やタバコを求めてやってくるお客さんが多いです。

私はどちらも全く知識がなかったのですが、

品出ししていくうちに名前くらいは覚えられるようになりました。

 

 

14.レジ点検

コンビニのレジ点検

最後はレジの点検です。

深夜のバイトから朝のメンバーへ変わるタイミングで、

レジのお金に誤差がないかチェックをします。

点検をし、記入やPC入力などを済ませたら業務終了です。

 

 

 

 

 

 

コンビニ深夜バイトのメリット

私が実際に深夜のコンビニバイトをしていてメリットに感じたことです。

1.時給が高い

コンビニバイトに限らず、深夜の時間はやはり時給が高いのが嬉しいですね。

深夜のコンビニバイトはお金のない学生さんや、役者の卵なんかが活躍していました。

 

2.コンビニ商品をいち早くチェックできる

私が出勤していた月曜日は、

お菓子やパン類などの新商品が入荷されることが多かったです。

そのため、新商品をいち早くチェックできるのは楽しみでした。

アニメなどとのコラボ商品で景品がもらえるなどの情報も早い!

それから、店内で流行りの音楽が流れっぱなしなので

普段音楽を聴かず、流行に疎い私ですが

コンビニバイトしていた時は、少しだけ流行りをわかっていたと思います(笑)

 

 

3..廃棄商品をもらえることもある

コンビニ弁当

こちらはコンビニのフランチャイズ店のオーナーの考え方によりますが

私が働いていたコンビニでは

廃棄商品の持ち帰りが黙認されておりまして。

お弁当やパン類、スイーツ…時には野菜などもあって、お世話になっていました。

あくまでこちらは自己責任!原則は禁止されています。

 

4.雑誌の付録がもらえることがある

コスメ

こちらもオーナーごとに違うため一概には言えませんが

女性誌の付録など、豪華なものが多いのでもらえるのは嬉しいですね。

お店に寄っては争奪戦となるかもしれません。

私の場合は、返本作業を深夜にやるし、

深夜の女性バイトは私だけだったので、もらい放題でした(笑)

 

 

5.深夜帯は自分のペースで仕事ができる

コンビニは深夜のバイトといえど、

終電がなくなるまでは接客がメインとなります。

そのあとも意外とやることは多いのですが、

接客業務と違って自分のペースで作業できます。

やることがなさすぎても睡魔に襲われてしまうので

ほどほどに仕事があるのはありがたいですね。

黙々と作業するのが好きな方にはオススメです!

 

 

コンビニ深夜バイトのデメリット

次に、私がコンビニで深夜バイトをしていて感じたデメリットです。

1.深夜バイトの生活リズムを作る必要がある

朝のコーヒー

コンビニに限らず、深夜のバイトをして昼間も活動をするためには

それなりに生活リズムを作っていく必要があります。

私の場合は、

  • 掛け持ちで朝から昼までのバイト
  • 日中や夕方に習いごと

という生活をしていました。

昼間も活動しながら、

昼夜逆転にならないようにするためには

週2日の夜勤が限界だと思いました。

逆に、完全に昼夜逆転してしまえばラクかもしれませんが、

そのあたりはよく検討してください!

 

2.タバコの銘柄や、宅配の受付など覚える内容が多い

タバコ

深夜に限らず、コンビニバイトあるあるかと思います。

タバコの銘柄じゃなく、番号で言ってほしい

よく、コンビニバイト経験者あるあるなどで耳にしますね。

レジ周りの業務はお会計以外にも、チケットの発券や宅配便の受付など

様々な業務があるため、はじめのうちは覚えることが多くて大変です。

しかし一度慣れてしまえば難しくはありませんし、

逆に自分がそのサービスを利用する時の勉強になるので

慣れるまでの辛抱かなと思います。

 

 

3.掃除、品出しなど意外とやることはある

深夜のコンビニは暇で楽そう!

と思われがちですが、

お客さんがいない時間だからこそ、やることは意外とあったりします。

業務内容は、上に載せたとおりです。

やることがなさすぎても、深夜という時間帯に眠くなってしまうため

作業があること自体は悪くないかなと思います。

 

 

4.深夜なので防犯の面は少し不安がある

私の働いていたコンビニは、駅から近く交番も近くにありました。

さらに、深夜でも2~3人体制でバイトがいたため、

防犯面での不安はあまりありませんでした。

お店に寄っては人通りの少ない場所や、

一人体制で営業している場合もあります。

もし深夜のバイトを検討するならば、

事前にしっかり確認するようにしてください。

 

 

5.ドリンク類の品出しは体力が必要な力仕事

コンビニ店内

ペットボトルや缶類の冷蔵庫の補充作業は、

深夜のコンビニバイトの大きなお仕事の一つです。

冷蔵庫は横に広く、奥行きが狭い造りになっています。

その中での作業は結構たいへんです。

重たいドリンクの入った箱を積み上げたりするので、体力が必要。

冬場は寒さに耐え、夏はドリンクの減りが激しいので忙しい!

ただし冷蔵庫に籠もって黙々と作業できるので、

体力に自信のある人や、黙々と作業するのが好きな人にはおすすめです。

 

 

6.日付を跨ぐイベントの日はちょっと憂鬱(笑)

クリスマス

コンビニに限ったことではありませんが、深夜バイトの難点。

クリスマスや大晦日など、夜中にイベントがある日にシフトが入るとちょっと憂鬱ですね(笑)

特に曜日固定シフトの場合、

クリスマスイブと大晦日がちょうど一週間で巡ってくるため、同じ曜日…

つまり、クリスマスイブにバイトがあると、大晦日もバイトの可能性があります!!

イベントなんて関係ない!

バイト中でも楽しくイベントを過ごせる!

という方には問題ないかと思います。

 

 

7.その他、私が困ったこと

ちょっと余談な内容ですが二つ……

 

夏場深夜、コンビニは虫集合問題!

私、虫全般が苦手です。

深夜、周りが暗い中で明るいコンビニは虫が集まりやすい!

とくに夏場、私が最も苦手とする虫……

セミ

が迷い込んできた時は、生きた心地がしませんでした。

一度だけじゃなく何度も遭遇しています(涙)

泣き叫ぶ赤ちゃん

 

 

 

廃棄食べ過ぎで太る問題

体重計

ただでさえ、不規則になりがちな深夜のバイト。

そして廃棄商品をもらえるのをいいことに、

休憩時間に食べ過ぎていました。

眠気を抑えるために食べていたこともあった。

そのせいで、半年で3キロくらいは太ったかと。

コンビニバイトに限らず、深夜の労働などは特に気をつけないといけない点ですね。

 

 

 

 

直営店・フランチャイズ店によって、大きく違う点もある

コンビニのバイトをするにあたって、直営店なのかフランチャイズなのか。

ここで大きくルールが変わってきます。

 

廃棄商品はもらえるのか

基本的にコンビニの廃棄商品を持ち帰るのは禁止

ただし、フランチャイズ店のオーナーによって

  • 店内で食べるのはOK
  • 自己責任で持ち帰りOK

としているところもあります。

コンビニバイト面接時に

「廃棄商品はもらえますか?」

と聞くことができればいいのですが

実際に面接では聞きづらいことですね(笑)

 

雑記の付録はもらえるのか

こちらもお店のオーナーによって変わります。

持ち帰りOKのコンビニならば、人気の付録は争奪戦かもしれません。

私が働いていたコンビニでは、持ち帰りOKとなっていて

雑誌の返本作業は深夜に行われていたため、選び放題でした。

 

 

直営店か、フランチャイズかの見分け方

コンビニ深夜のバイトは緩くて楽!

と思われがちですが、直営店かフランチャイズかによって

色々とルールが変わるため、楽かキツいかの感じ方も変わってくるでしょう。

コンビニでバイトを考えるならば気になる

「直営店」「フランチャイズ」の見分け方ですが

 

店長がネクタイをしていたら直営店

コンビニの店長はスーツで出勤することが多いです。

その上から制服のコンビニジャケットを羽織ってお仕事をします。

フランチャイズの店長は、ラフな私服で出社してお店に出るので

コンビニ店長の服装で、見分ける方法があります。

 

 

公共料金を払ったときのハンコで見分ける

コンビニで公共料金を支払うと、受領のハンコを押してもらえますね。

押印されたハンコを見ると、

そのコンビニが直営店かフランチャイズかが分かります。

店舗名が書かれていたら直営店

個人名ならフランチャイズ店

です。

 

 

私個人的にはフランチャイズ店で自由でした。

しかしオーナーの考え方で様々なので、

事前にバイトを希望するコンビニの様子を見ておくことがおすすめです。

 

 

さいごに 深夜のコンビニバイトは楽なのか?

以上、深夜のコンビニバイトの実体験でした。

深夜のコンビニバイトは楽なのか?というと、

個人の感じ方によるとしか言えませんが

  • レジなどの接客が好き
  • 黙々と作業するのも好き
  • 体力には自信がある
  • そもそもコンビニが好き!

 

という方なら楽しく働けるバイト先と言えるでしょう。

 

 

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