子育て

【体験談】乳腺炎なりかけ!対処法と対策は?

乳腺炎の対処法!!

今回は、私が産後すぐに乳腺炎になってしまい、高熱に苦しんだときのお話。

私は出産もスムーズで、とても順調な産後でした。

しかし実は、退院前から乳腺炎になりかけていたのです。

それに気づかず退院してしまい……

産後すぐに乳腺炎の症状に悩まされて苦労しました。

今回は、

  • 乳腺炎にならないために知っておいてもらいたいこと
  • 対処法
  • 症状

など、これから出産を控えているプレママさんや

授乳中の痛み、胸のしこりや痛みに悩んでいる育児中のママさんに

ぜひ読んでいただきたい記事となっております!

こんな方におすすめ

  • 母乳育児を考えているプレママさん
  • 授乳時のおっぱいの痛みや、しこりに悩んでいる育児中のママさん
  • 産前から母乳分泌のある妊婦さん
  • 奥様が出産を控えているプレパパさん
  • 奥様が現在授乳中の、新米パパさん

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乳腺炎になった経緯

妊娠中から出産まで、順調だったのに

乳腺炎対処法

噂には聞いていた「乳腺炎」

私は妊娠中から、体重の増加も許容範囲内、血圧なども既定値で

子供もちょっと小柄だけど順調に育っている

優秀な妊婦でした。

そしてお産も、初産だというのに本陣痛から2時間で出産!

まさに順風満帆な出産ライフを送っていたのです!しかし……

産後一週間ほどで、乳腺炎の症状に悩まされました;_;

 

乳腺炎の症状

乳腺炎の症状

入院中から、とにかくおっぱいがヒリヒリ痛い。

初めての繰り返される授乳で、乳首が傷ついて痛いのだと思っていました。

しかし原因はそれだけではありませんでした。

たぶんあの時から、乳腺炎になりかけていたのでしょう。

少し服が擦れるだけで痛いのです。

産後の翌日からシャワーが浴びられるようになったけれど、

シャワーが当たると痛すぎるので、直接当たらないよう上から流すw

まるで、

めちゃめちゃ掻きむしった跡に、スースーする虫刺され薬を塗った直後

のようなヒリヒリ痛がずっと!

生まれたばかりの赤ちゃんは、まだおっぱいを飲むのが下手くそです。

初めに乳首を咥えさせるのも一苦労。

このタイミングが、また痛い。当たると痛い。

おっぱいを飲み始めてくれれば、段々と痛みは治まるので

きっと皆、こんなもんなんだろうな。

産後も大変って本当だな。

と、我慢し続けていました。

 

 

乳腺炎になりかけ、しこりに要注意!

入院中は、毎日看護師さんが様子を見てくれて、

もちろんそのときにおっぱいのことも聞いてくれるのですが

私の場合、母乳の出具合だけをチェックされて

おっぱい(乳房)がカチコチになっているところまでは、診られていなかったのです。

入院中に、おっぱい痛いし時間も持て余しているので

「授乳 痛い」などで検索してみると、乳腺炎の情報にも行き当たりました。

検索結果には「おっぱいが岩のように硬くなる」とありますが、

まだそこまでじゃないだろう。

母乳の出も問題ないって言われたしな。咥えさせ方の問題かな。

と思っていたのです。

でも、退院後どんどん状態が悪くなって

そこで初めて、同居している実母におっぱいを触ってもらい

「岩のようにカチコチ」になっていることが判明したのです!!

いや、「岩のように」という比喩を真に受けすぎていたんですよね~

実際は「力こぶ」くらいの硬さでした。

二の腕くらいの柔らかさがデフォルトだとしたら、

完全に力こぶだった!

もう、そうなっていたらぜひ注意してください!!!!!!!

  

 

乳腺炎になった、私の症状

実際に、どこからが乳腺炎だったのか……

今となっては分からないのですが、

私が実際に体験した症状について、順番にお話します。

もし同じような症状でお悩みの方がいたら、

早めに対処されることをオススメします!!!

 

乳腺炎で、少し当たるだけで乳首が痛い

授乳するときだけでなく、服が擦れたりシャワーが当たるだけで

乳首がヒリヒリ痛い!

赤ちゃんへの授乳時に出来てしまった傷のせいもあるかと思いますが……

私の場合は、

「掻きむしったところにスースーするやつを塗った直後」の痛みでした。

「直後」の一番痛い瞬間がずっと続く感じ!やばい!

 

 

乳腺炎のせいで激しい肩こりに!

乳腺炎で肩こり

慢性肩こりではあったのですが、

入院二日目くらいから急に、

手で肩を撫でるように触るだけで、

筋肉痛・肩こりの痛みが出るように。

授乳が痛くて、抱っこも慣れないせいで、

めっちゃ肩こりになったなあ!

この時私は、そう思っていましたww

赤ちゃんに乳首を咥えさせるのが難しくて、ずっと下を向いていたり

抱っこするのもまだ慣れないせいで、肩こりになったのだと。

しかし実際は、乳腺炎の症状の一つだと思われます。

おっぱいがカチコチになって筋肉が引っ張られているせいですね。

いやあ、これも看護師さんに言えばよかった……

 

乳腺炎で発熱!!

乳腺炎の症状

退院してから一週間後くらいのことです。

それまで上記2つの症状がずっとあったものの

「こんなもんだろう」としか思っていなかった私。

ある日突然、熱が出ました。

頭はぼーっとして、顔が熱い。

普段、めったに風邪などひかず

熱が出るなんてもってのほかだった私。

産後の疲労?免疫の低下?と思ったけれど、

コレ完全に乳腺炎のせいですね…

 

乳腺炎になって、娘がおっぱいを飲めなくなった

泣いている赤ちゃん

発熱する前夜頃から、赤ちゃんがおっぱいを飲めなくなりました。

おっぱいを飲み始めたと思っても、すぐに乳首を口から話し泣き出すのです。

前述の通り、乳首を咥えさせるのも、痛いし一苦労どころか二苦労、三苦労……

なのに、いざ咥えさせても、すぐに離して泣き出す。

カレー食べたあとみたい。

同居中の母曰く、スパイスの効いたカレーなどを食べると、

母乳にその味が出て、赤ちゃんがおっぱいを嫌がることがあるそう。

(昔、私がそうだったらしい)

それは聞いていたし、産後そんなに食欲がなかったので

和食を意識したヘルシーなメニューしか食べていなかった。

それなのにこれはおかしいぞ!

ということで、母におっぱいをみてもらうと

え!?カチコチじゃん!

と、ようやくおっぱいがカチコチになっていて、

手で搾乳してみようとするも、

全然うまく出てこないことに気がついたのです。

つまり娘がおっぱいを飲めずに泣いていたのは、

吸ってもうまく出てこなかったからなのだと思います。

 

乳腺炎になりかけていることに気づく

それでようやく、「乳腺炎」になりかけていることに気づきました。

病院でも、「手で搾乳してみてもいいかもしれません」

的なことは言われていたのですが、

  • 母乳の出は問題ないと言われた
  • 乳首が痛いからなるべく触りたくない

という理由で、まったくやっていなかったんです。

自分で搾乳して、どれくらい出るのが正常かも分からないですしね!

母(経験者)がそばにいたから、

このときの状態が「悪い」ということがわかったけれど、

自分だけだったら、まだすぐに病院へ!とはならなかった。

 

乳腺炎の対処法、母乳外来へ行くことに…

母乳外来の予約はいっぱい

私が出産をしたのは大学病院だったのですが

そこは母乳外来がなかったため入院中に看護師さんから

早めに母乳外来に行ったほうがいいかも…

とは言われていたのです。

でも本当にそうなるとは。

ネットで「母乳外来」を検索すると、

近くの母乳外来は、予約受付はネットのみ。

そしてその時、翌日の予約は満員!!

自分だけの問題だったら、ここでも我慢して、

予約の取れた翌々日まで待っていたと思いますが

母乳がうまく飲めないせいで、ずっと娘が泣いているので

ダメ元で電話をしてみることに。

産後10日で、昨晩から38度くらいの熱が出ていて……

と、状態をお伝えすると

予約いっぱいですけど、明日来てください。

と言うことに。

やっぱり、重症になりかかっていたのかー!?

本当に、電話してよかったです。

 

乳腺炎のため、産後10日目から外出

母乳外来では、おっぱいのケアだけでなく

母乳の飲ませ方指導などもしてくれるので

赤ちゃんも一緒に連れてくるよう言われました。

ただ、私の場合このとき産後10日。

乳腺炎によるおっぱいの痛みと熱感、

そして産後の傷も癒えていないし

加えて産後便秘のせいで肛門痛がひどくて(笑い事じゃないくらい!涙)

とにかく満身創痍、とても新生児を抱いて1人では出かけられない。

実母についてきてもらい、なんとか母乳外来へ行くことが出来ました。

娘はまだ新生児なので、すれ違った男子高校生に

生まれたての赤ちゃんだ…!

と言われていた…笑

バスで10分くらいの移動でしたが、長旅だったなあ。

 

母乳外来でのおっぱいマッサージ

桶谷式の母乳マッサージ。

「マッサージ」とは言うものの、

想像していた「マッサージ」とは程遠い、

拷問 でした!!!!

母乳がだいぶ詰まってしまっていたらしく、

詰まっていなければそんなに痛くないようなのですが

乳首を爪の先でギュウギュウにつままれているような痛みでした。

掻きむしったところにスースーするやつ塗るより痛い!

本当あれはもう二度とやりたくないなあ

 

乳腺炎、2日連続で通って大幅改善!

初日のマッサージ、約40分ほどをなんとか耐えるものの

まだ詰まりは取り切れていないらしく

おっぱいを触ると、しこりのような硬さが残っている。

それでも多少はマシになったのか、

娘も頑張って母乳を飲んでくれていました。

なるべく早めに、もう一度受けにくるように

ということだったので、

(痛いから)気は進まないけれど、翌日も受けに行きました。

二日目もまだまだ痛い!「マッサージ」っていう呼び方やめてほしいよね!

でも、耐えているうちに、母乳が出てくるのが見えるんです……人体の不思議。

 

 

乳腺炎、自分でできる対処法

激痛おっぱいマッサージを耐えた後

授乳

2日連続で母乳外来へ行き、

激痛おっぱいマッサージを耐えた。

受診前に比べて、だいぶ詰まりがとれたらしく母乳の出が良くなったので

とにかく娘に授乳をすることに。

何よりも、赤ちゃんに吸ってもらうのが一番良くなる

ということで、まだ飲みづらさもあったと思いますが、

暇さえあれば授乳をしていました。

飲ませはじめは、相変わらず乳首が痛くて大変なのですが

乳腺炎による発熱やら何やらに比べたら……

 

授乳の時間間隔など関係なく、とにかく授乳!

新生児の授乳時間は、2~3時間おきと言われていますが

乳腺炎になりかけていたこの時は、もう赤ちゃんが起きたら授乳!

泣いていなくても、起きている時は授乳!

としていました。

ミルクの場合は、あまりあげすぎてしまうと肥満の原因になるようですが

入院中に助産師さんからも

母乳はいくらあげても大丈夫ですよ!

と言われていたので、ひたすら授乳をしていました。

うちの娘の場合は、おっぱいを飲めば泣かずにいてくれたし

飲み終えると眠ってくれるので、

わけも分からず泣かれてしまうより、心の平穏も。

 

乳腺炎対処でハーブティーを飲む

乳腺炎対策のハーブティ

ネットで検索して出てきた

AMOMAの授乳期専用ハーブティー「ミルクスルーブレンド」

  • 授乳が辛い
  • 胸がチクチク痛い
  • 高熱……

など、まさに自分が悩んでいる症状ばかりが挙げられていて

オーガニックのハーブを使ったノンカフィンのお茶ということで

神頼み的な気持ちで、こちらを飲んでいました。

特に、深夜の授乳のとき!

授乳中は、水分を赤ちゃんにもっていかれるので、喉が乾きます。

深夜、眠っていても突然泣き出し、授乳をしなくてはいけない…

すぐに起きて、自分の飲み物を用意する間もなく

赤ちゃんを抱っこして授乳する。

毎晩そんな感じでしたが、

寝る前にティーポットにこのハーブティーを淹れてテーブルに置いておいて

夜中に起きたら、テーブルについて授乳しながらハーブティーを飲む。

いちいち夜中に飲み物を準備しなくても済むし、

冷めても飲める(授乳しながらなので、熱いのは怖い)ので、役立っていました。

 

乳腺炎対処に、いろんな角度で授乳と搾乳

母乳の詰まりは、いろんな角度で溜まってきます。

おっぱいを触ると、硬いしこりになっているところと、そうでないところがありました。

しこりになっているところが詰まっている部分なので

そこから押し出すように母乳が出てくれば、だいぶ良くなるようです。

授乳する時、赤ちゃんの抱き方を変えるなどして

いろんな角度から吸ってもらうのがいいそうです。

が、なかなか抱っこの仕方も難しい!

だいぶ余裕が出てきてからは、

娘が起きている時は授乳をし、寝ている間は手で搾乳をする……

という、夏だからこそのほぼ半裸生活でした

今だからこそ笑える話ですが、手でやるのは疲れるし、本当大変でした。

私は使用しませんでしたが、母乳の保存などでたくさん搾乳しなくてはいけない場合は

絶対に自動の搾乳機が必要だと思います。

   

 

乳腺炎になった原因

私が乳腺炎になった原因ですが、いくつかありまして

とくに注意してもらいたいのが

産後の乳製品です!

乳腺炎、お七夜祝いのケーキが引き金に…?

乳腺炎に注意の食べ物

産後、食欲があまりなかったり

授乳期間ということで食事の内容も、和食メインで気をつけていましたが

産後7日目、「お七夜」ということで

お祝いに小さめのケーキを食べたんです。

そしてその翌日に、発熱……

ケーキを食べる前から、乳腺炎の兆候はありましたが、

このケーキが悪化の引き金だったかなと思います。

最初に母乳外来へ行った時に先生から、

チーズみたいなもの食べました?

と、聞かれました。

例の激痛おっぱいマッサージで少し出てきた母乳に、

粉チーズのような、固形のものが混ざっていたのだそうです。

おそらく生クリームのことだと思います。

それ以来、しばらく乳製品は控えるようにしました。

  

 

おっぱいのしこりは、母乳の出が良かったからこそ

授乳

私が乳腺炎になった原因の一つは、

母乳の出が良かったからこそ、という点もあります。

母乳が出づらくて悩まれるママさんも多いので、

ありがたいことではあるのですが

妊娠中から、すこし分泌があったり

入院中も看護師さんに

しっかり母乳出ていますね!

と言われていて(実際は、カチコチになっていたわけですがw)

 

ただ、赤ちゃんの方の「おっぱいを飲む力」がまだ弱くて、

おっぱいを飲んでいる途中で眠ってしまったり

ということで、徐々に詰まっていてしまったんです。

 

そこで気づいて、自分で搾乳していれば

母乳づまりを起こすこと無く、乳腺炎も回避できたと思います。

 

 

 

終わりに

初めてのことで何もわからず、気づいたときには大変な思いをしましたが

「母乳の出がいい」という新米ママさんも、

こういった例があるので、ぜひ気をつけてください!!

少しでも「授乳が辛い」と思ったら、

入院中ならすぐに看護師さんに相談をして、しっかり診てもらうことを!

母乳の出が安定したら、赤ちゃんのお世話はとっても楽になりました。

私の体験談が、なにか少しでもお役に立てば嬉しいです!

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